●68年5月革命ポスター展

あれから40年。旧社会との決裂を期した68年革命中、壁に放たれた落書きと街に溢れたセリグラフィーのポスター。中には競売会で1000eの値がつくポスターも。60年代世代には一種のノスタルジーを抱かせるこれらの複製40€からオリジナル400eまでカフェレストラン25。Estで展示・販売。5月2 日〜31日。
10 place de la bataille de Stalingrad 19e
M。Jaurès/Stalingrad www.25est.com
●Nuit des musées〈夜の美術館〉
毎年5月第3土曜日、今年は17日夜〜明け方までオルセーやポンピドゥ、グランパレ、ケ・ブランリーなどパリ市立美術館で、幻想的な照明の中で語りや詩の朗読、ミュージックの夕べ。無料。
http://nuitdesmusees.cultures.fr
●ベルヴィルのアトリエ開放日
20区ベルヴィル界隈にはアーティストが多く、5月16日〜19日(14h-21h)約130のアトリエが開放される。
www.ateliers-artistes-belleville.org
●見本市・古もの市
〈Foire de Paris パリ見本市〉
4/30-5/12 : 衣食住・観光・園芸他、全般にわたる。発明コンクールもあり家族で楽しめる。Porte de Versailles 15e
〈グルメ製品見本市〉
5/16-19 : Porte de Champerret 17e
〈フリーマーケット Vide-greniers〉
5/8 : Porte de Vanves 14e
5/11 : Rue Mouffetard 5e/Rue d'Alésia 13e
5/17 (10h-14h) : Av. de la Pte Champerret 17e
5/18 : Passage des Panoramas 2e
■ゴッホの地まで北駅から直行
ゴッホの最期の地、オーヴェル・シュル・オワーズまで北駅から30分で行ける直行便が毎日運行している(4月〜9月末)。オワーズ川はゴッホ他、ピサロやセザンヌなどの印象派作品にもよく描かれており、ピクニックにも最適。北駅発9h56〜オーヴェル着10h28。帰りはオーヴェル発18h15〜北駅着18h48。大人4.8€/子供2.4€。
●Espace Claude Berri
クロード・ベリ監督は若いころから美術愛好家で彼のコレクションは有名。それらを一般の眼にと、マレ地区の元旋盤工場を建築家ジャン・ヌーヴェル(オルセー美術館設計) が改造し、エスパス・クロード・ベリという名で開館した。第1回展はコレクションの中から現存作家ジル・バルビエのSFタッチのインスタレーション『船窓から見えるもの』やアクリル・グワッシュ作品を展示。5月10日迄(11h-19h 日月休)。
Espace Claude Berri:4 passage Ste-Avoye 3e
(8 rue Rambuteauから入る)
●フォアール・デュ・トローヌ
毎年春、大規模な移動遊園地がヴァンセンヌの森で深夜まで繰り広げられる(5月18日迄)。最寄駅はPorte Doréeだが、今年からRATPが協力し、土・日・祝日はNationとBercy-Vincy広場から無料の連絡バスが10分毎に運行(始発12h20、帰りの最終便0h40)。
●工芸クリエーター作品展
織物、ガラス、モザイク、刺繍、革細工…と何十種類にも及ぶ工芸分野のクリエーターらの作品を紹介。5月24日迄(火〜土 13h-19h)。入場無料。
Les Atelier de Paris:30 rue du Fg St-Antoine 12e M。Bastille
●「赤」が意味するもの
赤色は血、生、悦楽、情熱、地獄、権力…と様々な意味を表す。家具や衣服、彫刻、ポスター他、400点の中に見られる赤を再発見。11月1日迄(月休)。
装飾美術館 : 107 rue de Rivoli 1er
■2008年度最優秀バゲット
今年のバゲットコンクールは、18区のパン屋〈Au Duc de la Chapelle〉のアニス・ブアブサさんが優勝。2006年度7位、2007年度3位、ついに今年1位。この1年間はエリゼ宮に御用達。客が押し寄せるので1日に5000本作らないと間に合わない。彼は真夜中3時に始め、13時に昼寝をし、22時までパン作りに励む。
Au Duc de la Chapelle :
32-34 rue Tristan Tzara 18e 01.4038.1898
●マリー・アントワネット展
ソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』(06)の豪華絢爛衣装が記憶に鮮やかだ。マリー・アントワネットは1755年ハプスブルク家皇女として生まれ、70年15歳でルイ王太子に嫁ぎ、74年16世王妃となる。ヴェルサイユ宮殿で音楽から演劇、歌唱まで身につけ、芸術のメセナとなるが、夫との性格的ギャップからくるフラストレーションを紛らすためか装身具や衣装、食器類他、連日の舞踏会と、彼女の浪費癖は庶民の反感を呼ぶまでに。1793年38歳でルイ16世とギロチン斬首刑となった王妃の神話を肖像画や身の回り品300点で追う。
6月30日迄(月休)。グランパレ
●『ナチス占領下のパリ』
1939年フランス・ソワールやパリ・マッチ誌の報道写真家だったアンドレ・ズッカ(1897-1973)は、1941年ナチスのお抱え写真家としてカラー写真を許される。白黒は二眼レフの元祖ローライレックスで、カラーはライカ24/36と使い分ける。当時のパリの情景を撮った未公開のカラー写真200点を展示。7月1日迄(月休)。
Bibliothèque historique de la Ville de Paris :
22 rue Malher 4e M。St-Paul
■〈バルバラ・センター〉が誕生
18区にフルーリ・グットドール・バルバラ・センターが開館。 一般アーティストに開放し、録音室やリハーサル室、ダンス教習室、280席の劇場も完備。コンサートが目白押し。
無休11h-0h。www.centre-musical-fgo.fr/
Centre Fleury Goutte d'Or Barbara :
1 rue de Fleury 18e M。La Chapelle
■Lundi de Pentecôteが再び休日に
03年夏の極暑で1万5000人が亡くなったことで心身障害者や高齢者への連帯のため、04年からペンテコステの翌日月曜日も勤労者が働き、連帯資金として給与の0.3%払い込むことになっているが、この月曜日は学校が休みなので子持ちの共稼ぎ家庭にとって悩みの種だった。そこで1月30日、政府は今年から以前のように月曜を休日にし、その代りに1日分を休暇日数から減らすか、半日分の残業を2回するなどで埋め合わせするか企業・労組の判断に任せる意向を発表。今年はメーデー5月1日にAscention昇天祭が重なり振替休日はないので、5月の祝日が1日減る。
■パリ繁華街での路上飲酒も禁止強化
シャンゼリゼ大通りは16h〜7hは路上での飲酒、0h〜7hはアルコール飲料の販売も禁止。ポンピドゥー・センターやレアール、バスチーユ街、リヨン駅、東・北駅周辺、18区のピガールやグットドール街などは21h〜7hはアルコール飲料の販売も、路上飲酒も禁止に。
■金曜もRATPが2時15分まで運行
12月から土曜だけでなく金曜も地下鉄、バス64線、トラムウェイT1-T2-T3が02h15(終点到着時間)まで運行。最終便の各駅到着時間は
www.ratp.frに。
■喫煙禁止令をさらに強化
年頭からカフェ(テラスは喫煙可)や、レストラン、ディスコ、ホテルも禁煙に。違反者は68€(罰金不払い者には450€)、喫煙を許可した経営者には135€、灰皿を置いたり故意に違反させた場合は750€の罰金。警官、憲兵などが監視にあたり違反調書を作成。
■薬1箱につき50サンチーム
1月1日より健保が保証する全薬品の1箱ごとに0.5€が返済金から差し引かれる。看護士やマッサージ運動療法士他の治療代にも適用され1日最高2€。救急車や患者のタクシー代は2€、往復4€とられる。以上合わせて最高額は年間50€。これによる年収入約8億5千万€はアルツハイマーやガン治療に当てられるそう。
■シェンゲン地域拡大
12月21日から、2004年にEUに新加盟した10カ国のうち9カ国(ハンガリー、ポーランド、チェコ、スロバキア、スロベニア、リトアニア、ラトビア、エストニア、マルタ)にもシェンゲン協定が適用され、従来の加盟国間との通行が自由になり、共通の出入国管理下におかれる(キプロスは1、2年後)。空港での出入国管理は、夏時間移行日2008年3月30日まで現状のまま。
■カタコンブが一時閉鎖
年間25万人が訪れる地下回廊の修復、ケーブル配線工事で来年2月末まで閉鎖。
■TEPA法
〈残業・購買力引上げ法〉が10月1日から施行。以前は残業手当(20人未満の企業は時給+10%、20人以上の企業は+25%)にも企業側は社会保険(給与の41%)を、社員は社会保険(21%)と所得税を払っていた。
新法では残業手当は一律時給+25%に。同手当に対して社員の社会保険を免除し、所得税も免税。残業手当に対し、20人未満の企業は時給の社会保険料が1.5€減額(残業2時間なら-3€)、20人以上の企業は0.5€減額される。