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2010/12/01

Atelier Maître Albert —暖炉を囲んで年末気分を盛り上げる。

 暖炉の炎は不思議だ。体が温まるだけでなく、眺めているだけでも、ほんわか和む。寒い日が続いたら、暖炉のあるレストランに出かけよう。〈アトリエ・メートル・アルベール〉ならば、自慢の暖炉に10月から火が入っている。ここはギー・サヴォア氏のレストランのひとつなのだが、日替りの昼コースは2皿23€/ 3皿28€、季節ごとに替わる夜コースも36€と比較的リーズナブル。暖炉の向かい側に大きなロースターをしつらえていることからも分かるとおり、ロースト料理が自慢だ。という訳で、メインを友人は骨付き豚肉、私は農家産若鶏のローストに決め、ガス入りのミネラルウォーター(3.5€)と、Ventouxのオーガニックワインをグラス(7€)で頼んだ。
 まずは、ソーシソンとおいしそうな田舎パンが運ばれてきて、ちょっと嬉しい。前菜に頼んだ鯛のタルタルは、柑橘の香りが爽やか。皿を彩るハチミツの黄色とバジリコの緑も目に鮮やかだ。友人のとった甲殻類のスープは、エビやカニをつぶしてこしたエキスをベースにクリームで仕上げた濃厚なスープで、体も心も温まる。
 暖炉と同様に、この店の名を有名にしている若鶏のローストはというと、評判通り、皮はぱりっと、肉はジューシーに焼けていて非常においしい。さらに私がうーんとうなったのは、付け合わせのピュレ!  滑らかさとコク、抜群の塩加減といい、本日のナンバーワンはこれに決定です。友人の豚肉ローストは、分厚く切られボリュームたっぷり。個人的には、よりジューシーな食感を味わえるようにもうちょい脂身が欲しいところ。付け合わせのマッシュルームとホウレンソウのソテーもバランスがいい。
 お腹はすっかり満足だったが、デザートのグレープフルーツのテリーヌが気になったので、友人と折半する。グレープフルーツの果肉がゴロゴロ入ったゼリーは、さっぱりとして食事のシメにはぴったりだ。
 土日の昼以外は毎日営業だし、立地もいいので、日本からの友人を案内するのにもおすすめ。(里)

写真:Volaille fermière rôtie, pomme purée

1 rue Maître Albert  5e  01.5681.3001
M° Maubert Mutualité   土昼・日昼休。 

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