Les Archives 1997-2010 アーカイブ

OVNI Home » グルメ:料理、レストラン » Resto » europeen » 684_resto

2010/10/01

Chez Rita —干ダラの塩出し加減が文句なしだった。

 久しぶりにレユニオン通りにある〈Chez Luis〉 でポルトガル料理を、と出かけたら若者向けのカフェに変貌していた。そこでぶらぶらしていて見つけたのが「フランス・ポルトガル風franco-portugais」とうたった〈Chez Rita〉。こぢんまりとした店内は、アントレ+メインで12€というお得な昼コースがあるせいか、常連っぽいおじさんや老夫婦などでいっぱい。友人は12€のコースをとり、アントレは、リタさんが「ポルトガル風」というチキンのスープ、メインはスズキのグリルにも心を引かれたようだが、結局パエリア。ボクはポルトガルならではの干ダラ料理を味わいたくて、アラカルトから "Morue à la traditionnelle(伝統的な)" という干ダラ料理を選んだ(14.9€)。ワインリストにはポルトガル産が並んでいるが、選んだのはDouro Grao Vascoという赤(1本13.9€)。
 まず出てきたのがスープ。ポルトガルはソッパ(スープ)のうまい国だが、一口味わった友人が「うまい、うまい」というそのスープを味見。前日の〈本日の一品〉がチキン料理だったのだろうか、その残りの身や骨で濃い濃い風味だが、あっさりとした味付け。ちょっと水炊きのあとのおじやという感じに、小片のパスタがすっかり煮ほとびて、適度のとろみになっている。 
 出てきた、出てきた干ダラ。塩出ししてから湯がいただけの干ダラの大きな切り身に、蒸し上げられたブロッコリーやジャガイモが付け合わされている。リスボンの下町アラファマで食べた一品そっくりだ。添えられニンニク風味のオリーブ油をたっぷりかけて味わうのだが、干ダラの塩出し加減が、塩辛くもなく、ちょうどよく塩味が残っていて、オリーブ油の香りも野菜の味も生き生き!  友人のパエリアも食べさせてもらった。この値段ではラングスティーヌなどは入っていないが、柔らかく煮上がったムール貝がたっぷり入っている。これで十分。イカもおいしかった。 
 寒くなったら、豚足や豚の耳と、各種チョリソや野菜のごった煮、コジード・ア・ポルトゲーサを予め頼んでおいて出かけたい。(真)
67 rue des Orteaux 20e 01.4464.7609 
M° Maraichers  日休。

戻る・Retour : トップページ Page de garde