Les Archives 1997-2010 アーカイブ

OVNI Home » グルメ:料理、レストラン » Resto » africain » 673_resto

2010/04/01

Le Bonsergent — クスクスしか出さない店だけに、うまい!

 すっかりフランスの国民料理になってしまったクスクス。このマグレブの名物料理を出す数多いレストランの中で、ボクらが通うのは、アルジェリアのカビル地方出身のジャメルさんの店。小さなカフェという外見だが、木、金、土曜になると奥のテーブルにグラス、ナイフ、フォーク、スプーンが置かれ、クスクススペースが出現する。そう、ジャメルさんは、自分の得意なクスクスしか作らない、それも週三日間だけ。値段も安いし、サービスにも心がこもっているし、客と自分に対しどこまでも正直だ。
 ボリュームたっぷりのクスクスを食べるのだから、もちろん前菜なんかない。さあ、どのクスクスをとろうかな。ボクらは、子羊のもも肉のブロシェット(12.5€)と、ベルベル風(12€)という煮込まれた牛と子牛の肉がついてくるクスクス。どちらにもメルゲーズが2本ずつ付く。安上がりにという時は、二人ならチキンとメルゲーズのクスクス(どちらも8€)をとって分け合えばいい。ワインは凝らずにコット・デュ・ローヌの1/2ピシェ(8€)。
 しばらくすると、まず厨房からいい匂い。そして出てきた、出てきた!  ほかほかのクスクス粒、野菜がたっぷり入ったスープ、肉やメルゲースの盛り合わせ、エジプト豆やハリサという赤唐辛子のピュレ…テーブルからこぼれそうだ。
 ボクはまず、どこまでもサラサラのクスクス粒をスプーンでシンプルに味わうことにしている。スープの中のニンジン、クルジェット、カブはとろけそうな柔らかさ。味付けは薄めで、かすかにトマトの風味があり、少しも脂っぽくない。「これがカビル流なんです」とジャメルさん。きょうのメルゲーズの焼き加減は文句なし。というのも一人でカフェも切り盛りしているので、時々タイミングをはずしてしまって焼き過ぎの時もあるのです。ブロシェットの肉の柔らかさはいつもながら。そして煮込まれた牛の背肉はボクらの大好物!(真)
6 place Jacques Bonsergent 10e 01.4203.3279 
M° Jacque Bonsergent  クスクスは木金土の昼と夜のみ。

戻る・Retour : トップページ Page de garde