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2009/01/30

Les Couronnes—イワシの炭焼きで、エサウイラの魚市場を思い出す。

 入り口横には手書きのお品書き。どれを見ても、目を疑いたくなるような安さ。ここはパリでも指折りのマグレブ人が多いベルヴィル界隈。土地柄、物価は安いところだが、炭火焼のイワシ(大きさ次第で3尾〜5尾)+フリットとサラダ付きで5€!  さっそく試食です。マグレブ諸国にある食堂といった雰囲気で、一人で食べに来るジュラバのようなマグレブ服に身を包んだ男性が圧倒的多数だ。
 串焼きbrochetteの種類が豊富で、ショーケースの中からそれぞれ食べたいものを選ぶ。まるでこれ、日本の串焼き屋。小さく切り分けられた子羊や牛の肉だけでなく、肝臓、腎臓なども揃っている。一人だったら、イワシの一品かケフタギ(5€)と呼ばれる辛いマグレブ版ラタトゥイユで満足できるが、今回は食いしん坊の友人と来たので、いろいろ注文した。まずは前菜に、活きの良さそうなイワシを5尾(サラダ、フリットなしだと2.5€)を焼いてもらう。ここのイワシの炭焼きを食べると、モロッコの西海岸の町、エサウイラの魚市場を思い出す。新鮮だからこそ、イワシの身はホクホク…エサウイラでもかかっていたクミンなどの香り。口の中が海の香りで満たされる。もちろんレモンをぎゅっと搾るのを忘れずに。
 モロッコ風タジン(6.5€)はあっさりとした味付けで野菜のうまみが凝縮されている。野菜のクスクス(5.5€)は薄味がいい。竹串に刺された牛肉のブロシェット(一本0.7€!)は肉が柔らかい。やはり竹串に刺してある小さなメルゲーズ(4本で1.5€)は、大きめメルゲーズより味がしっかりしている。
 病みつきになりそうなレストランですが、難をいえば、飲み物。そう、ここはイスラム文化圏、アルコール類は当然ながら、ありません。(麻)

モロッコ風タジン。

85 rue Jean-Pierre Timbaud 11e   01.4805.2027
M。 Couronnes  年中無休。

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