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パリでスポーツを楽しもう
気楽に気長に…人生はマラソンのように。
 先日ヴァンセンヌの森で開催されたハーフマラソンには、パリ中のマラソン愛好家が集結。年に一度の正念場であるパリマラソン(今年は4月6日に開催予定)に向けた準備大会でもあった。ゴール付近で友人の到着を待つ間、走り終えたランナーたちのさわやかな笑顔に目を奪われる。「何でマラソン? 苦しくはないの?」走り終えたばかりの友人に投げかけた私の言葉。マラソンやってるって言うと必ず聞かれるらしい。フォームもなしに無理に走らされた過去の苦い思い出がよみがえるからだろうか。「もちろん苦しいよ。体がばらばらにちぎれるんじゃないかってくらい。でもね、走った人にしか分からない感動がある」と言って、友人は気持ちよさそうに仰向けに寝転んだ。
 早速、週末のサンジェルマン・アン・レーの森での練習にお伴させてもらうことにした。パリ中心からRER A線で20分たらずで到着。広大な景色と澄んだ空気で気分は上々だったが、さっさと走り始めてしまった友人を追ったが時すでに遅し、後ろ姿がどんどん小さくなる。まあいい、自分のペースで走ろう。10分も走れば体中がぽかぽかしてくる。怠け者の私の毛細血管たちがもぞもぞと目を覚ましたようだ。息苦しい、でも辛くはない。ほほをかすめる風が最高に気持ち良い。来年の今ごろはパリマラソンに向けて練習してるかも!? そんなことを想像した。最近は記録だけじゃない「ファン・ラン」の精神が浸透してきている。東京マラソンも一般ランナーに開放した。忙しい現代人は、いろいろな理由を見つけてはスポーツから遠ざかっている。気負わなくていい、マイペースでいい。スポーツがもたらす心の豊かさは何にも代えられない。さぁスポーツをしよう。(ミ)



パリマラソン公式サイト www.parismarathon.com

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