●joue ほほ肉
牛のほほ肉joue de bœufは豚のそれよりは大きいので、切り分けてから調理。ブッフ・ブルギニョン(赤ワイン煮)にするとうまい。子牛のほほ肉joue de veauはブランケットがいいだろう。
タイとかカレイとか、魚のほほもおいしい! 最近は魚屋でアンコウのほほjoue de lotteが売られているのがとてもうれしい。骨がないので、魚嫌いの子供たちにもおすすめ。しばらく前に書いた南仏風をぜひ試してほしい。「ほほの両面に塩、コショウし、フライパンにオリーブ油をとって、ニンニク4片と一緒にさっと軽い焼き色がつくように炒めたら取り出す。白ワインを加えて魚のうま味を溶け込ませたら、あらかじめ作りおきしておいたトマトソースを加える。塩、コショウで味を調える。しばらくぐつぐつさせたらアンコウのほほを戻し、ふたたびぐつぐついってきたらでき上がり。最後に刻んだバジリコを散らす」。トマトソースのかわりに、ココナツミルクとカレーペーストを加えれば、おいしい魚カレー。
●fond de veau 子牛のだし
フォン・ド・ヴォーは、大量の子牛の肉と骨、玉ネギ、ニンジン、セロリなどの野菜を焼いたり妙めたりして色づけし、水から長時間煮込んで作る褐色のだしfond brun。他のフォンに比べてうま味が濃く、レストランではソースの味に欠かせないものだが、家庭で作るのはちょっと無理。インスタントの粉末fond de veauも市販されているが、味が少々くどいので控えめに使いたい。今回のレシピもフォン・ド・ヴォーを使えばこってりとした味になる。
P R O D U I T ★★★ Les Bonbons
小さな間口のお菓子屋さん。フランス各地名産のキャンディーを中心に、チョコや、フランスの駄菓子の定番、ギモーヴ(マシュマロ)なども売っている。
まず目にとまるのは、菓子入りの可愛らしい小さな缶ケースたち。4€くらいと手ごろだ。タバコやペンシルチョコ(各1€)、パラソルチョコ(0.5€)も懐かしさのあまり、つい買ってしまう。
キャンディーはあまりにもたくさんの種類があるので、ベストセラーを店のマダムに聞くと、断然Négus(6.5€/100g)だという。大粒のぽってりした飴で、とろっとしたキャラメル入り。ブルゴーニュ地方のヌヴェール名物で、チョコとコーヒー味の2種。外側はべっこう飴のようで、ほろ苦さが心地いい。
他にも本当にマドレーヌの味がする棒付きキャンディー(0.4€)や、塩入りバターキャラメル(1€)、アルファベットの書かれたカラフルなミニキャンディー(2.4€/100g)やモンタルジの名店 Mazet のプラリネ(3.7€/ 100g)などおすすめはキリなし。(里)
6 rue Bréa 6e 01.4326.2115 M。Vavin
10h30-13h30/ 14h30-19h30。日月休。