●limandeマコガレイ
フランスでは、カレイやヒラメのように平たい魚を一括してpoissons plats という。その中でマコガレイは小さめで、魚屋に並ぶのは20センチから30センチで、180グラムから250グラムくらいのもの。値段はキロ5ユーロ前後で、舌ビラメやヒラメの4分の1くらいと安いのがうれしい。それでいながら味は繊細で、ボクは舌ビラメよりうまいと思う。ポシェ、ムニエル、から揚げなど、大きさに応じていろんな調理が可能。これに軽く塩をして、一日、二日干してから焼くと、新潟の柳カレイの塩焼きも脱帽!
●Salade de pommes de terre tiède
ニシンの油漬けについてくることが多い、パリ風ちょっとあたたかいジャガイモのサラダを作ってみよう。ジャガイモはシャルロットやロズヴァルのような煮くずれしにくいタイプを選び、皮付きのまま塩ゆでにする。ナイフの先がすっと通るようになったらザルに上げる。手に持てる熱さになったら皮をむき、4ミリほどの厚さに輪切りにし、ボウルにとり、白ワインをさっと振りかけて混ぜ合わせる。これに、ビネグレットソース(普通のサラダより多め)、みじんに切っておいたエシャロット、パセリ、エストラゴン、チャービルなどを加えて混ぜ合わせる。(真)
F R O M A G E ●Saint-Marcellin
ドーフィネ地方のイゼールの谷やヴェルコールの高原で作られているチーズがサン・マルスランだ。直径8センチ、高さ2センチ、80グラム前後の小型チーズ。陶器やプラスチックの小さな器に入っているところなど、しばらく前に紹介したサン・フェリシアンにそっくりだが、サン・フェリシアンが主に山羊乳から作られているのに対し、こちらは100%牛乳。といっても、以前はもっぱら山羊乳の農家製だったという。
自然にできた柔らかでやや青みがかった白く薄い皮、身はきめ細かくむっちりとしている。味はどこまでもクリーミーで軽い酸味が感じられる。塩がきつかったり、身がなめらかでないものは避けたい。室温に数日置いておくと、切ったとたんに流れ出そうになるが、これ を田舎パンに塗りつけるようにして味わうと、うまい!
ワインは、フルーティーで軽いボージョレの赤とか、ブルゴーニュのあまり辛口でない白もおすすめだ。(真)