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Polidor — 普段着のフランス料理をたっぷり堪能したい。
 会計士のエリックさん行きつけの店へ。オデオン座近く、創業1845年という昔ながらの食堂だ。同行したフランス人の友人は、ミュゾー(豚の鼻面、頬肉を薄切りにした冷製)やブダン、アシ・パルマンチエやブッフ・ブルギニョンなどが並ぶメニューを眺めて「好物ばっかり! 」と目を輝かせている。メニューは昼も夜も同じで、コースは22€、32€とありどちらもフルコース。 前菜に、友人はニシンのマリネ(4.5€)を取り、私は迷わずフォアグラ入りのレンズ豆のポタージュ(8€)を選んだ。メインは、友人は日替わりメニューのプチサレ(12€)を、私はエリックさんおすすめのカモのコンフィ(16€)や店自慢の特大タルタルステーキ(14€)にも惹かれたが、久しぶりにメニューに見つけた子牛のブランケット(14€)にした。ワインはこれもおすすめのMadiran。
 前菜のレンズ豆のポタージュは、フォアグラの姿がほとんど見えないものの、おいしさがぎゅーっと詰まったような味で拍手喝采。これからの季節は、体があったまるこんな前菜が嬉しいものだ。メインのブランケットは、メニュー名に〈昔風〉とつけられているだけあり、シンプルながらも味わい深い一品。最近はこうした昔ながらの料理を出す店も少なくなったよなぁと、感慨深く味わった。
 デザートは、当然、この店のスペシャリテ、タルトタタン(8€)で決まり! どーんと大きなタルトが登場して、全部食べられるかなと心配したが、甘み控えめでリンゴそのままの味が感じられる素晴らしいおいしさで、ペロリと平らげてしまった。デザートやアイスクリームもすべてホームメイドだそうだし、日曜日も営業しているので、日本から来た家族や友人、知人を連れて行くレストランとしても活用できそうだ。ただし、クレジットカードと小切手が使えないのでご注意を。(里)




41 rue Monsieur le Prince 6e 01. 4326. 9534 M。 Odéon
無休。12h-14h30/19h-0h30(日-23h)。
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