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ChantAirelle — とっておきの中庭に誰かを案内したくなる。
 パンテオンのすぐ近く、一見、地方によくある安ホテルという感じの外観だが、じつは緑豊かなパティオがあるとっておきのレストラン。ハムやソシソン、チーズなどのオーベルニュ地方の特産物を中心にした料理もちょっとした旅行気分が味わえる。昼のコースは、2皿で16€、3皿で21€グラスワイン付でお得。前菜とデザート各7€(夜は8.5€)、メインは12€(夜16€)と単品での注文もできる。
 中庭に向かおうとすると、ご主人から「予約されました?」の問い。テラス席はほぼ埋まっていてご主人は心配顔。予約すればよかったなぁ、と友人と顔を見合わせていると、ラッキーなことにちょうど2人用のテーブルが空いていた。ああよかった。
 友人はフルム・ダンベール風味のポーチドエッグとウサギのローストを、私は鶏レバーのケーキ仕立てと牛のオングレ肉のグリル(2€追加)を注文。グラスワインだけじゃ足りないかなという友人は、昔ながらのレシピの食前酒のリストからMairin(4€)を試してみた。サクランボとアーモンドの甘い香りがどこか懐かしい味。薄切りにしたソシソンのサービスもあってゴキゲンだ。
 軽いムース状の鶏レバーは、甘いポルト酒のソースがレバーのコクを引き立てている。友人のポーチドエッグは、フルム・ダンベールというロックフォールに似たチーズのソースがたっぷり。トーストが下にありシンプルだけどボリュームもある。
 オングレと呼ばれる牛の横隔膜上部にある肉のグリルは、あっさりした赤身で肉のおいしさが味わえる。添えられたフルム・ダンベールのソースと味わうと一層美味だ。ウサギのローストは、ちょっぴり肉がパサついていたが、ドライフルーツとナッツ入りの甘いソースがおいしかった。デザートも試したかったがギブアップ。お子様メニュー10.5€もあるので、今度は子供連れの友人と来ようかな。(里)





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