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Quartier まちの風景
ジャック・シラク大統領は、地元コレーズ県の投票所で1票を投じた。3期連続大統領の夢を最後まで抱いていただけに、その心境は複雑だったに違いない。彼の投票姿をカメラに収めようと、ファンが彼を取り囲んだ。
フランス人の性生活を数字で見ると…
*18歳から69歳の男女1万2364人を対象にINSERM(国立保健医療研究所)およびINED(国立人口統計調査局)が行った調査より。
17歳7カ月
フランス人が最初に性交渉を体験する平均年齢は、女性が17歳7カ月、男性が17歳2カ月。半世紀前、女性は20歳7カ月と男性に2年遅れていたが、特に1970年代、そして2000年以降、その差が縮まっている。アイスランド人が一番早熟で男女平均で15歳7カ月。それに続いてドイツ人が15歳11カ月、スウェーデン人とデンマーク人が16歳。
4.4人/11人
フランス人が一生を通じて性交渉を持つパートナー数は、女性が4.4人、男性が11人。男性には1970年以来ほとんど変化はないが、女性は1970年の調査では1.8人、92年には3.3人と、少しずつ増えている。
8.7回
1カ月の性交渉の回数はあまり変化がなく、男女とも8.8回。カップルの性的な関係が1年未満の場合は12回、5年以上過ぎると8回に落ちる。目覚ましいのは50歳以上の女性で、1970年の調査では月5.3回だったのが、現在は7.3回。
4%/4.1%
同性同士との性交渉の経験がある人は女性は1992年の数字より1.1%伸びて4%。男性はほとんど変化なく4.1%。また農村部より都市部、そして学歴の高い層に同性愛の率が高いこともわかった。例えばパリ市に住んでいてバカロレア後2年の教育を受けた人たちは15%に達する。また60歳から69歳の男性の40%が、同性愛は自然でないと考えている。
89%/88%
エイズ予防のキャンペーンが功を奏してか、18歳〜24歳の女性の89%、男性の88%が、新しいパートナーとの初めての性交渉の時にコンドームを使用している。
トラムウェイに乗って現代アート散歩。
12月16日の開通から4カ月経ったパリ南を走るトラムウェイT3。路線の西から東までを制覇しようと、ポン・デュ・ガリグリアノ駅へ。すると、そばの橋の上に現代アートっぽい異様な物体が。パリ市がT3の開通に合わせて9人の現代アーティストに沿線の景観にふさわしい作品を依頼した、そのうちの一つ、ソフィー・カルの作品〈電話ボックス〉だ。電話はかけられないが、たまにかかってくるアーティストからの電話を通りがかりの人が受けられるのだ。ポルト・ド・ヴェルサイユには、透明のプラスチック板が楕円状になった〈待合室〉。中に入ってぐるりと歩くと、周りの風景が飛び出してくるような錯覚に陥る。快適なトラムウェイに乗り、途中下車してアートを楽しむ、初夏の散歩…。(し)
詳しくは
http://www.tramway.paris.fr/
Porte d'Italie
ソフィー・カルの〈電話ボックス〉。Pont du Garigliano
Porte de Versaille
Porte d'Ivry
●フランスは米テロ前にアルカイダ警戒?
2002年米同時多発テロが発生する8カ月も前に、フランスがアルカイダによる飛行機乗っ取り計画に関する情報を入手していたと、4月16日付ルモンド紙が報じた。この情報は国防省安全保障総局(DGSE)が入手し、国防機密扱いだったのをルモンド記者が入手した。フランクフルト-米国路線の航空機を乗っ取るという内容で、実際に起きたテロのシナリオとは異なる。米中央情報局(CIA)にも送られていたはずだが、CIA職員は「記憶にない」とコメント。
●ユダヤ・イスラーム墓荒らし相次ぐ
3月末に起きたリール市のユダヤ人墓碑の倒壊・破壊事件に続き、ノートルダム・ド・ロレット(パ・ド・カレー県)の軍人墓地で4月19日、52基のアルジェリア、モロッコ人などイスラーム教徒の墓碑に鉤十字などの落書きがされ、さらに21日には、ル・アーブルで180基のユダヤ人墓碑が荒された。前者の事件ではスキンヘッドの若者3人が、後者の事件でも5人の若者が身柄を拘束された。相次ぐ事件にシラク大統領をはじめ地元政治家や市民団体などが次々とこの野蛮な行為を厳しく非難した。
●タリバン、仏軍の撤退を要求
人道支援の非政府組織〈テール・ダンファンス〉のフランス人メンバー2人が4月3日にアフガニスタンで拉致された事件で、拉致したタリバンが20日、人質解放と引き換えに北大西洋条約機構(NATO)の治安維持部隊として駐留する仏軍にアフガニスタンから1週間以内に撤退するよう、インターネット上で要求していることがわかった。これに対し、フランス外務省は「検討中」とコメント。イタリア人記者が3月に同地で人質になった事件では、タリバンのメンバーである囚人の解放と引き換えで無事解放されたが、記者とともに誘拐されたアフガン人通訳は殺害された。囚人解放を基本的に拒否しているカルザイ大統領の今後の対応が注目されている(4月25日現在)。
●サッカー1部リーグ、リヨンが6連覇
4月21日、サッカーの1部リーグで、2位のトゥールーズがレンヌに2−3で破れ、オランピック・リヨネ(リヨン)の6年連続の優勝が決まった。1部リーグ6連覇は、欧州の主要5大リーグ(英仏伊西独)でも初めての快挙。
●大統領選の電子投票で混乱
4月22日の大統領選第1回投票でタッチパネル式の電子投票機が82の市町村で導入されたが、長時間待ちや、投票者数と機械への投票入力数の食い違いなどのトラブルが相次ぎ、決選投票では不採用の方針を決めた市町村も出てきた。投票機の事前テストで信頼性に疑問が呈されたことで、有権者の間に不安が広がり、パリ郊外のクールディマンシュでは有権者が提訴したが、行政裁判所は訴えを棄却。また、パリ大審裁判所は電子投票反対運動をした県議会議員らに有罪判決を下した。アミアン、サンマロなど4市が5月6日の決戦投票で投票機を使わないことを決めるなど波紋が広がっている。
●決戦投票に向けて選挙合戦が白熱
決戦投票に残ることが決まったサルコジ候補(UMP)とロワイヤル候補(PS)の選挙合戦が白熱化している。前者が、政策ではなく個人攻撃を基にした〈憎悪戦線〉を張ろうとしているとロワイヤル候補を攻撃する一方、ロワイヤル候補はバイル(UDF)票の獲得に乗り出した。ロワイヤル候補はこれまでのUDFとの共闘を拒否する姿勢を翻し、当選の際にはUDFからの入閣もあり得ると発言。当のバイル候補は4月25日、UDF党員や支持者に決選投票への指示はしないことを明らかにした。24日のソフレスの世論調査では51%対49%でサルコジ候補がわずかにリードしており、得票の伯仲が予想される。
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