私はパリテ(男女同数)法で女性の政界進出が 進んだとは思いません。セゴレーヌ・ロワイヤルには パリテは必要ないですよね。
—これからのフェミニズム運動はどうなりますか。 今、フェミニズムは郊外であれ、パリの6区であれ、若い人にとっては「時代遅れ」でしかありません。近年パリテとスカーフの二つの大きな闘争がありましたが、宗教や文化違いを尊重するべきだとする「区別・差別化を掲げるフェミニズム」と、私の属する「普遍性を尊重するフェミニズム」の二つに分裂しました。フェミニズムは「死んだ」とは言いませんが、男女同権に関して法的に求めるものがなくなった今、残念ながら若い人が今後フェミニズム運動に参加するということはないでしょう。 Elisabeth Badinter:フェミニズム運動理論家、哲学者(18世紀仏啓蒙思想が専門)。『L'Amour en plus』、『Emilie, Emilie』、『L'un et l'autre』、『XY, de l'identite masculine』、『Fausse route』など著作多数。邦訳もされている。エコール・ポリテクニックで28年間教鞭をとる。広告界大手ピュブリシス・グループの監査役でもある。
男女平等原則に取り残されたシテの女たち。/ 専業主婦への回帰?
3日に1人の女性がドメスティック・バイオレンス(DV)で死亡している。 数字で見よう、男女平等度