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Fuxia Ristorante— 味だけでなく、見た目も健康的なイタリアン。
 すでにパリ市内に4店舗あり、一貫した雰囲気の良さ、おいしさから、ご存知の方も多いと思う。壁に並んだ、お店で使われているパスタや香辛料、ワインは販売され、お惣菜も量り売りで買える。店によって、若干の値段の違い、メニューの違いがあるそうだ。
 私たちが出かけたお店は、17区の最近流行り始めている界隈。駅からは遠いが、春の気配を感じる最近のお天気に合わせて、ヴィリエから、またはバティニョール広場から散歩しながら辿り着くのにぴったりの場所だ。お店の目の前にある教会の12時の鐘を聞いて、早速お昼ごはんにアタック。
 私がとった季節のサラダ(13€)は、サラダ菜の上にのった様々な食材、その混ざり合った味…。たとえば、リコッタチーズを生ハムで巻いてあるけれど、決め手はコリアンダーの香り。アボカド、モッツァレラに混じる良質オリーブオイルの味。そしてサラダの下の薄いパンが、そんな味すべてを吸い込んでいる。
 友人がとった本日のおすすめペンネ(13€)は、トマトソースの酸味が押さえられて、といって生クリームの重さがあるわけではない。パルメザンの味の深さと、たっぷりと覆いかぶせてあるロケット菜(ルッコラ)のほどよい苦み。イタリアンを食べるなら、視覚的にもこのぐらい健康的でありたい。前菜は、メインがおおよそこの量だと必要なさそう。
 ワインは、お店の1/2ピシェ(7€)をとったが、二人では足りなかった。そこでボーイさんがすすめてくれたものは、2004年の〈Barbera l'asti〉(22€)というイタリアワイン。最初からこのボトルにするべきだった、とうなってしまうおいしさ。のどごしが柔らかく、やさしい太陽の味がする。さすがに一本は飲みきれず半分近く残ったが、ボーイさんがそれを見て「半分の量で値段を計算しますね」と言いながら、おまけにもう一杯ずつ注いでくれた。粋なイタリアレストランでのお昼でした。(麻)





69 place du docteur Felix Lobligeois 17e 01.4228.0779
M。Brochant 無休。

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