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Francois Bayrou—
中道派の大統領候補。最近の世論調査で人気高。
 フランスの大統領選挙が2カ月後に迫った。民衆運動連合(UMP)のサルコジ候補、社会党のロワイヤル候補に次ぎ、第3の位置につけているのが中道派フランス民主連合(UDF)のフランソワ・バイルー候補(55)だ。
 1951年、ピレネー・アトランティック県ボルデール町の農家に生まれた。一家揃って敬けんなカトリック信者で、少年時代は教会の合唱隊で活躍。「朝早く、教会まで、畑の間を駆け抜けながら、息を切らせて駆けつけるのがとても好きだった」。大学では文学を専攻。20歳で学生結婚。父親がトラクターから落ちて亡くなった1974年に上級教員資格を取得し、翌年からポー市にある高校で教鞭をとる。政治にも早くから関心があり、1982年にはアキテーヌ県の地方圏議会議員に選ばれ、その4年後に国民議会議員に。1993年には、バラデュール内閣の教育相に抜擢される。1998年以来フランス民主連合の党首として、右派の民衆運動連合(UMP)とはっきり一線を画し、「私の唯一の長所は頑固なこと」と、かたくなに入閣への誘いを断ってきた。
 彼の政治以外の生きがいは競走馬。「父が競走馬を2頭持っていたので、私は馬の足もとで生まれたようなもの。少年時代から父親について競馬場に通っていた」と語っているが、ボルデール町に放牧場と厩舎を持ち、サラブレッド10数頭を所有し、馬主として昨年は4万5000ユーロを稼いでいる。
 最近の世論調査によれば、バイルー候補が決選投票に残った場合、サルコジ候補もロワイヤル候補も破るという数字が出ている。そこでバイルー候補はロワイヤル候補支持者たちにも色目。2月18日のテレビの政治討論番組では、「(大統領になった場合)私が首相に選びたいと思う人物は、ジャック・ドロール(故ミッテラン大統領時代の社会党内閣大蔵相)を若くしたような人」と述べて周囲を驚かせた。(真)
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