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86%
フランスでは今年の2月1日から、職場や学校など公共の場での喫煙が全面的に禁止されることになったが(カフェ、レストラン、ディスコなどは来年の1月1日から)、2月12日から13日にかけてBVAが実施した世論調査によると、86%がこの措置に賛成と答えている。

45%→49%
ル・パリジャン紙が2月15日に行った世論調査では、大統領選挙第2回投票で社会党のロワイヤル候補に投票したいと答えた人は45%で、民衆運動連合のニコラ・サルコジ候補の55%に大きく差をあけられていた。ところが2月19日、ロワイヤル候補はTF 1で2時間にわたってテレビ公開討論会。この番組の視聴者数は平均890万人(ピーク時は1060万人)、視聴率は37%に達し、その印象がよかったのか、20日の世論調査では同候補支持率は一挙に49%に。

740億ユーロ
パリ市場に上場されている銘柄の中から、代表的業種に属する40企業を選出して作成される〈CAC40〉だが、2006年度も好況で、その40社の純益は740億ユーロに達し、4.74%の伸び。特にエリカ号難破やトゥールーズのAZF工場爆発事故などで責任を問われているトータル社は40社の中でも最高の131億ユーロの純益をあげた。

D I C O
parrainage
(パレナージュ 男性名詞)
 "parrain" は、洗礼に立ち会う代父のことで、映画『ゴッドファーザー』の仏題は『Le Parrain』。"parrainage" は、そういう代父の役目を指す。有料テレビのCanal+などが "parrainage" を求める時は、新メンバーを紹介してもらえたら、ということ。近づいてきた大統領選挙でも "parrainage" をよく耳にするが、これは「後援」という意味で、立候補資格を得るためには、国民議会議員、上院議員、欧州議会議員、地域圏議会議員、全国の市町村長から500人以上の後援署名が必要とされている。

ジロンド県総務局長としてナチス占領下1500人近いユダヤ人を逮捕、監禁、強制移送し、1998年「人道に反する罪」で禁固10年の刑を受けたモーリス・パポンが、2月17日亡くなった。96歳。高齢と健康状態から刑は中断されていた。ドゴール将軍から授与されたレジオンドヌール勲章を着用する資格は判決後剥奪されていたが、その勲章を抱えたまま埋葬された。

パリ13区開発地区に新キャンパスお目見え。    

13区の〈パリ・リヴ・ゴーシュ〉新開発地区に、パリ第7大学のドニ・ディドロ新校舎がオープンし、2月7日に首相らが出席してオープニングセレモニーが行われた。 
といっても、建物は全10棟のうち3棟しか完成していない。2010年に10棟が完成したあかつきには、15万m2のキャンパスに2万人の学生が現在のディドロ、ジュシュー校舎から集まるという(INALCOも2010年にここに引っ越す予定)。ガラス張りのオフィスビルと工事現場に囲まれただだっ広いキャンパスには、今のところ学生はちらほら。1920年築の巨大な小麦粉貯蔵庫(les Grands Moulins)を大改造した瀟洒な建物も、ガランとして殺風景だ。3年後には活気あるキャンパスに変身することを期待したい。(し)

●エリカ号難破事故の裁判始まる
 石油タンカー、エリカ号の難破事故の責任を問う裁判が2月12日、パリ軽罪裁判所で始まった。エリカ号は1999年12月12日にブルターニュ沖で嵐に遭って沈没し、2万トンの原油が流出して大西洋岸が400kmにわたって汚染され、漁業や観光業などに打撃を与えたほか、環境面でも大きな傷跡を残した。事故で被害を受けた地域圏、県、仏国家や環境保護団体などが原告となり、エリカ号をチャーターしたトータル社、エリカの安全性を認可したイタリアのリナ社、イタリア人船主らを相手取って、各数億ユーロの損害賠償を求めている。チャーター主であるトータル社の安全確保の責任がどこまで問われるか注目される。●同性愛カップル養子縁組への第一歩?
 アミアン控訴院は2月14日、2歳の男児が母親のPACS(市民連帯契約)相手の女性と養子縁組することを認めた1審のアミアン大審院の判決を追認した。この判決によって、男児の実母は親権を一時失い、改めて2人が親権の共有を求める訴えを起こすことになる。このカップルは2001年にPACSを結び、人工授精によって2004年に男児が誕生した。検察側が同性愛者の養子縁組を禁止した法に反するとして控訴していた。同性愛者団体はこの判決を「同性愛者家族の認知への一歩」と歓迎。
●憲法改正3法案、国会成立
 2月19日、ヴェルサイユ宮殿で行われた両院合同議会で、シラク大統領がイニシアティブをとった1981年に法制化された死刑廃止を憲法に明文化した法案、大統領免責特権の改正案など憲法改正3法案が可決された。後者の法案で大統領の職務に反する犯罪が確定した場合、国会議員の3分の2の賛成で罷免手続きが可能になる。また、国民議会は21日、2008年12月から住居を持つ権利を国が保障する〈居住権〉を盛り込む法案を可決した。
●ロワイヤル氏陣営で内紛
 大統領選の社会党候補ロワイヤル氏は、2月22日、選挙参謀の編成替えを発表した。ジョスパン、ファビウス、モロワの首相経験のある3氏、ストロース=カーン、オブリー両氏など重鎮がずらり。財政面の選挙参謀エリック・べッソン氏の辞任でごたついた陣営を立て直した。ロワイヤル氏は、SMIC(最低賃金)の月1500ユーロへの引き上げ、低所得者層の年金引き上げ、35時間労働の一部見直し、参加型民主主義などの公約を2月11日に発表したが、財源の不明瞭を批判され、21日になって350億ユーロ規模と発表。一方、サルコジ候補は、社会保障費の軽減による雇用創出、相続税や残業手当への課税軽減など、5年間で300億ユーロ規模の公約を発表。
●エアバス再建案を巡って仏独が対立
 エアバスが近く発表する予定の再建案をめぐって議論が沸騰している(23日現在)。レゼコー紙の報道によると、2010年までに経費を30%節減するために、生産拠点を減らし、仏独英西で合わせて1万人の雇用削減、外注の増加などが盛り込まれているという。フランスだけで下請け企業も含め、3〜4千の雇用削減が見込まれている模様。エアバスに資本参加する独英とも生産拠点の減少に猛反発。
●ミシュランガイド、世代交代へ
 ミシュランガイド2007年版が2月26日に出版された。最高の3ツ星に新たに5つのレストランが加わり、5つが降格した。ヴァランスの〈ラ・メゾン・ピック〉の女性シェフ、アンヌ=ソフィー・ピック氏(37)、パリの〈ル・ムリス〉、〈ラストランス〉の若いシェフらが初めて3ツ星を獲得、1973年来この地位を保ってきた〈タイユヴァン〉、3ツ星常連の〈ル・サンク〉などが2ツ星に降格し、世代交代を印象づけた。
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