子牛で忘れてはならないのはレバーfoieや胸腺ris de veau。どちらも臓物とは思えないほど値が張るけれど、フランス料理には欠かせない食材だ。芯にまだバラ色が残るようにさっと炒めて、パセリをたっぷり散らしたレバーのうまさは比類がない。頭t腎eだって捨てたものではない。これは気長にダシでゆでてから、グリビッシュと呼ばれるケッパーなどが入った少々酸っぱいソースで食べる。あのゼラチン質のうまさも他では見いだせない。
P R O D U I T S ★★★Charles Traiteur
「ブーダンの王様」と雑誌に紹介されていたのを見て、これはぜひ試そうと来店。堂々とした白ブーダンの山と、値札に書かれたヨーロッパチャンピオンの文字が目にとまる。シンプルな白ブーダンもいいが(27€/kg)、この季節ならではのセープ茸入り(33€/kg)を試そう。バター少量をとり、熱したフライパンでこんがりキツネ色に焼けばよし。じわーっとしみ出る肉汁とセープの香りがたまらない。黒ブーダンも調理の仕方は同じだ。エシャロット入り(15€/kg)と、蜂蜜とクルミ入り(16€/kg)をお味見。蜂蜜入りはさらなるまろやかさで初心者向きかも。他にもタマネギ入りやアンティーユ風もあり色々試すのも面白い。
自家製の骨付きハムにもそそられたが、パセリ風味のハムのゼリー寄せ(23€/kg)も購入。見た目も美しく、前菜にぴったりだ。日替わりのお惣菜(6.8€/1人前)も数種揃うし、珍しいルバーブのネクター(7€)もある。白ブーダンがご馳走のひとつとなるノエルが近づいてきたらまた来よう。(里)
10 rue Dauphine 6e 01.4354.2519 M。Odeon
月〜土 9h-14h /16h-20h 。日休。