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パリの子育て・親育てー 28
3歳だ、お誕生日会を開こう。
 ミラももう3歳。初めて友だちを呼びお誕生日会を開くことに。図書館から借りた子供用のパーティ本なども参考にして計画をたててみた。
 1: 場所設定:フランスでは大公園でピクニック形式大パーティをする子も多いのだが、私には欲望のままうごめく無数の3歳児を世話する自信がないため自宅ですることに。ただしウサギ小屋の我が家に呼べるのは4人が限度だ。2: 時間設定:まだまだ昼寝が必要な3歳児。パーティは15時ごろからのゆっくりスタートに。3: 招待状作り:ゾウさんの形にくり抜いた型紙にミラが絵の具を塗れば素敵な模様に。ミラに自分で作らせるというのがポイントだ。4: 飾り付け:狭くて汚い我が家は、せいぜい風船を四方八方につけるのみ。外のドアにもつけるとお客様にも目印に。5: 余興:プロの出張マリオネット使いを呼んでいたリッチな誕生日会にも参加したが、うちは極貧につき、ジルと私が自ら紙芝居&マリオネットをすることに。6: 料理:ケーキ作りはジル担当。得意のチョコブラウニーにロウソクをたてる。あとは果物など体にいいおやつを中心に出す。7: おみやげ:遊びに来てくれたお友だちにお返しを用意。小さな袋にお菓子とオモチャを入れればOK。
 そして当日。ミラのお誕生日ケーキのロウソクを他の子が吹き消すハプニングもあったが、ふたを開ければ大成功。また来年も楽しみだ。(瑞)

●Il etait une fois Walt Disney

 夏休みの終わりから「きっとね!」と約束させられていたディズニーの展覧会に娘と彼女の親友と一緒に行ってきた。日ごろからディズニーの派手な商業主義には食傷気味だけれど、そんな私だって子供の時にはディズニーの『ダンボ』や『バンビ』、そして『シンデレラ』や『白雪姫』に心を震わせ感動していたのだと思い出す。
 今回の展覧会では親も童心に返り、存分に楽しんだ。ディズニーはアニメ映画の殿堂なのだ、ということをこの展覧会は思い出させてくれる。さらに興味深いのは、数々の名作を生んだウォルト・ディズニーという人物が、どのように自らの美感を養い、どこからインスピレーションを受け、そしてどうやって作品を作っていったかというプロセスが作品ごとにわかるように展示されていることだ。19世紀から20世紀初頭の童話本やイラスト、絵画作品の数々に加えて『メトロポリス』、『カリガリ博士』、『キングコング』などの映画作品中のシーンが、ディズニーアニメの大傑作といわれる『ファンタジア』までの作品に大きな影響を与えている、ということも初めて知った。
 幾重にも重ねられ奥行きを持たせようとした『白雪姫』(1937)のセル画の美しさなどに感嘆しても、字がそれほど読めない6歳の娘たちにとって一番面白いのはやはり各展示室に設置された大画面で見るアニメの抜粋シーン。果てしなく続く展示に我慢の緒が切れたのか、娘たちは足早に展示室を駆け抜けていく。ただ最後の展示、ダリとディズニーの意外な共同制作"Destino"(1946)や、ディズニー作品がポップ・アートに与えた影響など、見慣れないヴィジュアルには、娘たちも首を傾げながら足を止めていた。(海)


1月15日迄。10h-20h、水は22h迄。
火休。8€-10€、13歳以下無料。
Galeries nationales du Grand Palais
01.4413.1717/08.9268.4694(予約Fnac)
www.rmn.fr/galeriesnationales
dugrandpalais/



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