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地下鉄駅でのゴミ分別、定着するか?

6月末にメトロのダンフェール・ロシュロー駅構内にお目見えした黄色のごみ袋。銀色メタルの普通のゴミ箱と仲良く並んでいるこのゴミ袋は、新聞・雑誌、ペットボトル、缶を分別するためのもの。
RATP(パリ交通公団)の駅構内で出るゴミは年間3000トン、半分はリサイクル可能のゴミだ。これを活用しようと、6カ月間のテスト駅に選ばれたのがダンフェール・ロシュロー。成功すれば全駅に拡大される予定だ。ホームにあるのを一つのぞいてみると、けっこう入っている(指定外のゴミも入っていたけれど)。立ち止まって3分間迷った末に何かを捨てて行った人も目撃。日本ではお馴染みの駅でのゴミ分別。面倒なことがいやそうなフランス人の間で定着するか、成り行きに注目したい。
(し)
45分(?)

サルコジ内務相は9・11追悼式典に参列する目的で渡米。ブッシュ大統領とにこやかに握手。このスタンドプレーに対し米国のイラク侵攻に対して一線を画しているフランスの外交政策に水を差したとして、左派だけでなく、右派陣営からも批判の声。サルコジ内務相は、ブッシュ大統領と「45分間真剣に話し合った」と誇らしそうに語ったが、米大統領筋は「会見は25分間」と訂正。
TGV数字豆辞典

1540km
現在TGV(Train a Grande Vitesse)は、1日約400本が総運行距離1540kmを走り抜いている。1年間の総乗客数は、パリ-ロンドン間のユーロスターやパリ-ブリュッセル、パリ-アムステルダム間のタリスを含めて約1億人。

515.3km
1990年5月18日にTGVが記録した最高時速。現在運行されているTGVの平均時速は約300kmだが、来年開通するストラスブール、ルクセンブルグ、フランクフルト方面行きのTGV-ESTは時速320kmが予定されている。

4万5000人
TGVでパリ-ルマン間やパリ-トゥール間が2時間以内になり、毎日パリに通勤してくる人は約4万5000人。

20万枚
9月21日、フランス国鉄はTGV運行25周年を記念して、行き先に関係なくすべて5
のチケットを発売。駅や案内所の窓口に長蛇の列ができる大盛況で、当初予定の5万枚の4倍、20万枚を発券。
パリのベルシー総合体育館で開催された柔道世界国別団体選手権大会で、9月16日、フランス女子チームはキューバを4−0(3分け)で破って初優勝した。2連覇を狙う日本は準決勝でフランスに2−4で敗退。

●通学区域制の是非に議論高まる
 通学区域制の是非をめぐって議論が高まるなか、ドロビアン教育相は、9月20日、教員組合と保護者団体との会見を開始した。小中学校の通学区域制廃止論は、大統領候補とされる政治家が相次いで姿勢を明らかにしたことで再燃。まず、サルコジ内務相が、「通学区域制はコネやお金のない人には不利」として廃止論を持ち出し、社会党ではロワイヤル氏の賛成論にファビウス、ラング両氏が反対してまたもや内部対立に。通学区域については、越境入学や私学への流出が近年問題になっている。なお、教育相は、通学区域制廃止の意思がないことを明らかにしている。
●フランス人600万人が肥満
 9月19日に公表されたINSERM(国立保健医療研究所)の調査によると、フランスの15歳以上の人口の12.4%にあたる591万人が肥満であることが分かった(1997年8.2%、2003年11.3%)。また、1946〜51年生れの10%が49歳で肥満になるのに対して、66〜72年生れでは34歳で10%が肥満になり、肥満の低年齢化傾向が見られる。地域別では、貧困・失業問題の深刻な北部、東部に肥満が多く(14〜18%)、ブルターニュやミディ・ピレネーなどでは少ない(9〜10%)。
●アスベスト労災でヴァレオ元幹部、取調べ
 アスベストによって従業員が死亡した問題で、9月19日、自動車部品メーカー、フェロド=ヴァレオのコンデ・シュル・ノワロー(カルヴァドス県)工場の元幹部3人が取り調べを受けた。3人は同社幹部だった1982〜1993年の間に安全対策をとらなかったとして「過失致死・過失傷害」で訴えられている。さらに4人の元幹部が10月中に取り調べを受ける予定。この訴えは、死亡した従業員3人の家族とアスベストにより健康障害を負った7人の従業員によって1996年に起こされた。
●就学児の親の滞在許可発行6924件
 6月6日にサルコジ内務相が就学児童・生徒の親である不法滞在者に対して滞在許可を発行する通達を各県知事に出した結果、6月15日から9月15日の間に提出された33 500件の申請に対し、発行された滞在許可証は6924件であると、内務省が発表した。一方、内相はセネガル訪問中の9月23日、フランス・セネガル間の移民計画合意書に調印。セネガル人学生の受け入れを拡大し、就労ビザ、アーティスト・ビザの発行を容易にすること、セネガルはフランスからの強制送還者を受け入れることなどが主な内容。
●郊外治安問題で内務相と司法官が対立
 セーヌ・サンドニ県のジャン=フランソワ・コルデ知事が、同県の未成年犯罪の増加傾向のなかで治安要員不足、治安対策の非効率性、裁判所のなまぬるさを非難した手紙をサルコジ内務相に宛てたことから、治安問題の議論が沸騰。内相が、「軽罪に対するボビニー大審裁判所の責任放棄」と批判したことで、ギイ・カニヴェ破棄院院長が司法の独立を侵すものと強く反発し、この問題で9月22日にシラク大統領に面会。大統領は司法の独立を再確認して対立の沈静化に努めた。
●旧植民地元兵士への恩給を仏人並みに
 ハムラウイ・メカシェラ退役軍人担当相は、9月25日付ジュルナル・デュ・ディマンシュ紙上で、シラク大統領が旧植民地の元兵士への恩給をフランス人並みに引き上げる用意があると明らかにした。大統領は 、旧植民地兵の問題を扱った映画『Indigenes』(ラシッド・ブシャレブ監督)を鑑賞して感銘を受けたという。第2次大戦中に仏軍兵士として戦ったこれらの兵士は現在、23カ国に8万人おり、自国の独立後は恩給額がフランスの元兵士の最高3割程度に抑えられてきた。
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