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Coluche—
今でもフランス人に愛されるコメディアン。
 コメディアンのコリューシュ(本名ミシェル・コルッチ)が、モーターバイクに乗っていてトラックに衝突して亡くなったのは、1986年6月19日。41歳だった。
 それから20年経った今でも、彼のワンマンショーがテレビの画面をにぎわしている。その辛辣なユーモアは、まず権力者に向けられていたが、移民やアルコール中毒者たちなども、犠牲者扱いされずに、その現状ごとあっけらかんに笑い飛ばされている。そのへんに彼の人気の衰えない理由がありそうだ。「イエスは言った。飲みなさい、これは私の血だ。食べなさい、これは私の肉だ。触らないでくれ、これは私のケツだ」。現在なら教会の怒りをかってバッシングされそうだ。 
 映画でも活躍したが、1984年には クロード・ベリ監督の『チャオ、パンタン』で、ガソリンスタンドで働く中年男の悲哀を演じてセザール主演男優賞を得ている。
 亡くなる9カ月前の1985年秋、コリューシュは、冬の間失業者や低収入の家族などに無料で食事を提供することができるようにと〈Restos du coeur〉を立ち上げた。(真)


コリューシュの写真集。
Albin Michel社発行。22euros。
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