●chair a saucisse
フランスの肉屋では衛生のためか豚肉を挽いてくれないが、chair a saucisseと呼ばれる豚の挽き肉を売っている。実は、これ、名前が示すようにソーセージ用の詰め肉ということ。豚の挽き肉の代用になるが、すでに味が付けてあるものが多いので確かめてから購入したい。また脂身が多すぎるものは避けたい。トマトやクルジェットの詰め物にも使われる。これを子牛のエスカロップで包めばポピエットpaupiette。でも詰め物は、自分で豚肉を挽いて好みの野菜やスパイスを混ぜ入れて作るのが一番です。(真)
F R O M A G E ●Bleu des causses
ブルー・デ・コースはラングドック地方のミヨー市周辺で作られている青カビチーズ。ロックフォール同様に石灰岩でできた湿った天然の洞窟内で、2カ月以上かけて熟成される。以前は羊乳も混入されていたが、現在はもっぱら牛乳が原料。直径20センチ、高さ9センチで2.5キロ前後の重さがある。
象牙色のむっちりと緻密な身に灰緑色のカビが混じり込んでいる。やはりロックフォールを思わせる青カビの匂いが強いけれど、味わいはまろやかなこくがあって思ったより上品だ。チーズ愛好家にファンが多いが、ブルーチーズとしては初心者にも親しみやすい。
表面がヌルヌルしているものや、身がザラザラとしているもの、舌を刺すような味のものは避けたい。食後の素敵なチーズだが、レタスといっしょにサンドイッチにしてもうまい。ワインはこくのあるしっかりとした、コット・デュ・ローヌのコルナスのような赤がほしい。(真)
本ページ内に掲載の記事・写真などの一切の無断転載を禁じます
Copyright Editions Ilyfunet. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.