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パリ郊外ル・ランシーの高校生
両親は離婚したけれど…
私たちのクラスにも両親が離婚している生徒が多い。ポーリヌもその一人。
お父さんとお母さん、いつ離婚したの?
「12歳の時。あんまりはっきりとした理由はなかったようだけれど、だんだんと心が通い合わなくなってしまったんだと思う。母が家を出ていったので、1年間は父と暮らすことになった。その後は、私が引っ越しして母と住むようになった。母は恋人といっしょに住んでいる。父も今は恋人といっしょだけれど、幸いなことに、私はそのどちらとも仲がいいんだ」
両親が離婚して辛かったことは?
「いちばんイヤなことは、両親が今でも仲が悪くて口げんかをすること。その上、中に入って仲直りさせる役は私でしょ。もう大変よ。それに、父のところにも私の部屋があって、月に2度、週末は父のところで過ごすから、その度に教科書や服を持って行かなくてはならないのが面倒ね。あともう一つ、差し迫っている問題は、コンピューター技師の父が米国に転勤になりそうなこと。ほとんど会えなくなるでしょ。私は我慢できるけれど、弟のことが心配」
両親が離婚してよかったと思うこともある?
「あるある。最初は辛かったけれど、いいところもあるんだ。たとえば、両親が別居するようになってから、彼らのことがもっとよくわかるようになった。それまでは二人とも〈両親の一人〉としてしか見えていなかったけれど、いまは母も父も一人の人間として見ることができるようになってきた。それになんていったって、ノエルや誕生日のプレゼントも倍になったし、バカンスだって、母といっしょ、父といっしょと、倍楽しめる!」
(インタビュー:ノラ)
ポリーヌ(文科系 3年生、17歳)
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