2003年創立のパリ初のアフリカ現代美術専門ギャラリーだ。アール・デルニエ(最新芸術)は、元々アール・プリミティフ(原始芸術)と呼ばれていたアール・プルミエを捻って命名。
「アフリカは失われた楽園のように捉えられているが、それは幻想。現代作家の展覧会が、出身がアフリカというだけで民俗博物館で開催される現実は、どう考えてもおかしい」と、15年ジンバブエに住んだオーナーのオリヴィエ・シュルタンさんは言う。
ギャラリーではなく「ミュゼ(美術館)」にしたのは、一般の人に来てほしかったから。ギャラリーにすると、売買が目的の人しか来ないそうだ。
開催中の「アフリカ最新芸術国際見本市」は12月31日迄。アフリカ人と、アフリカに住んだことがある西欧人芸術家21人の彫刻、写真、絵画。今年のFIACよりずっと活気があり、いいエネルギーが感じられる。(羽)
105 rue Mademoiselle 15e 11h-19h
●Frank STELLA (1936-)
絵画の意味や習慣の束縛から逃れた自由な表現方法で、1950年代末から今日まで精力的に活動しているフランク・ステラ。19世紀初頭のドイツ人劇作家クライストの生涯をテーマにした〈O侯爵夫人〉(1998-2000)をフランスで初めて公開。幅13mのレリーフペインティング。12/7迄。
Galerie Daniel Templon : 30 rue Beaubourg 3e