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パリ郊外ル・ランシーの高校生
フィヨン学校改革法に反対!
 「校長が、僕がこれ以上ストを続けると退学にするというおどしを両親にかけてきたけれど、まだ続けるよ」とピエール。「話し合いをしようという姿勢がないの」と相づちを打つセリア。二人ともル・ランシー市にある高校に通っているが、3月末から始まった、フィヨン教育相の学校改革法に反対する授業拒否ストに参加している。
ピエール「フィヨン改革法は、中学校から就職重視のカリキュラムとか、家庭の経済事情だけでなく成績も重視する奨学金制度とか、あるいはグループによる自主的な学習を目的としたTPE(Travaux personnels encadres)の廃止とか、問題点だらけ」
セリア「予算不足を理由に、私が選択している映画とか、あるいは音楽や美術など、芸術の選択コースを廃止してしまうのにも大反対! 映画コースは機材も揃っているし、先生も熱心だし、大好きな時間なのにね」
ピ「授業拒否のストが始まってから、ふつうの時以上に、生徒たちが一つになっているという感じが強まっているのもうれしい」
セ「ふだんは人種、服装、趣味の違いなどでいろんなグループができていて、いがみあいがちだけれど、このストでは、みんないっしょという意識が生まれたためかな」
ピ「明日(4月8日)のデモにも参加するつもりだ。校長のおどしがあっても、父自身、若い時に学生運動をやったことがあるから、僕の行動には賛成してくれているしね」
セ「私の父も支持してくれている。母は、ほとんど会話をしなくなっているから何を考えているかは分からないけれど…」
ピ「一年留年しても、がんばるつもりだ」
セ「ホント? 私はそこまでやれるかな?」
(インタビュー:真)


左はピエール(社会経済系 2年生)
右はセリア(文学系 2年生)


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