Fondation Dina Vierny-Musee Maillol :
59-61 rue de Grenelle 7e
5月30日迄(11h-18h、火祝休)
abcd la Galerie アール・ブリュットArt brutの小さなミュージアムがオープンした。ジャン・デュビュッフェが命名したアール・ブリュットとは<原生芸術>を意味し、幼児、精神疾患者、無名のアマチュアなどが他者を意識せずに創作した表現物のこと。本能的で理性の関与しない作品群だ。
主宰者は映像作家ブルーノ・ドゥシャルム氏。展示作品は彼が80年代から始めた約2000点のコレクションがベースとなっている。哲学と美術史を学んでいたころにデュビュッフェのアール・ブリュット・コレクションに出会い、映像作家として活躍するかたわらコレクションを充実させてきたが、この芸術への理解を一層深めようと、5年前に世界各国の専門家と共にアソシエーションを発足。関連書の出版、討論会の主催、展覧会の企画、ドキュメンタリーフィルム制作などを行ってきた。そしてこの3月にミュージアムを開館。極めて個人的だが同時に普遍的な作品を前に、誰もが心を引っ掻かれたようなうずきを感じることだろう。(仙)
12 rue Voltaire 93100 Montreuil
M。Robespierre 11h-19h。土日のみ開館。
Le chant des sir熟es展は7/11迄。同展は今秋東京銀座資生堂ギャラリーへ巡回。
●Philippe HIQUILY (1925-)
1950年代より金属の立体作品を作り続けるアーティスト。70-80年代制作のブロンズ彫刻と60-70年代制作の家具を、2つのギャラリーが同時に展示。4/30迄。
Galerie Patrice Trigano(ブロンズ作品):
4bis rue des Beaux-Arts 6e
Galerie Yves Gastou(家具):
12 rue Bonaparte 6e
●Miguel CONDE (1939-)
メキシコ人を父に、アメリカ人を母に持つ。メキシコ、アメリカ、スペイン、フランスに移住しながら、さまざまな場所や時間の文化を自分の世界に編み上げていく。デッサン、グワッシュ、版画作品。4/30迄。
Galerie Michele Broutta :
31 rue des Bergers 15e
●Victor Hugo dessin
春から年末まで3回にわたりヴィクトル・ユゴーのデッサン展。そのシリーズの第1回は、ユゴー館創立者ポール・ムーリスのコレクションから。ユゴーの文学作品に深くかかわる風刺画や風景画などの作品からユゴーの限りない才能を知る。また、画面に組み入れた文字やフロッタージュなどの技法は20世紀へつながる芸術を予感させる。5/5迄(月休)。
Maison de Victor Hugo : 6 pl. des Vosges 4e
●La poesie de l'encre-Tradition lettree en Coree
中国と同様に朝鮮でも絵画は書、詩歌と切り離せない。14世紀末から20世紀初頭の朝鮮半島の絵画、書を展示。自然主義でいて抽象的。6/6迄(火休)。
Musee Guimet : 6 place d'Iena 16e
●Le Neo-impressionnisme, de Seurat a Paul Klee
印象派の原理から抜け出そうと腐心したスーラとシニャックが分割描法の作品を発表したのは1886年。巧妙な構図と光り輝く色彩を放つ彼らの絵は、印象派画家ピサロや次世代の若い画家たち、ゴッホやアングランなどに大きく影響を与えた。印象派後に広がったさまざまなムーブメントを追う。ドイツ表現主義、イタリア未来派、フォービスムまで。6/26迄(月休)。
オルセー美術館