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「公園的な風景」の新しいゴミ焼却場。 |
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| セーヌ川に寄り添うパリ郊外、イシー・レ・ムリノ市にゴミ焼却場がある。現在、この焼却場から500m離れたところに、2007年完成を目指し、新焼却場〈Isseane〉が移転工事中だ。オー・ド・セーヌ県22の市町村にパリ西方3区を合わせた、計100万人分の家庭廃棄物を一手に引き受けるという。 先日、一般人向け建設プロジェクト説明会があったので参加してきた。迎えてくれたのはコミュニケーション担当のジェロームさん。まず新焼却場の完成イメージ映像がスクリーンに映し出される。この建物、焼却炉につきものの煙突が見えないことに驚かされる。「この計画はベルシーやアンドレ・シトロエン公園に見られるように、現在すでにセーヌ川に沿って発達している「公園的な風景」を受け継ぐ形で、工場のような外観を退けました。煙突も建物内に隠されています。地下を31mまで掘り、騒音や匂い、大気汚染などの公害も減らすことができます」。とはいうものの、公害ゼロというわけにはいかないだろう。 やはり参加者からは、環境問題に関する質問が目立つ。ジェロームさんは答える。「実際、計画が持ち上がった時は、かなりの建設反対がありました。ですから、私どもは住民の不安をなくすため実際の行動によって応えてきました。例えば、〈Isseane〉の年間焼却能力は46万トンですが、これは旧焼却炉の54万トンから大幅に減らしたものです。また、2000年の12月には、住民の不安を代弁する市との間で、環境や安全問題などを具体的に文章で保証する協約書を交しました」。この協約書に関しては、〈Isseane〉のホームページで全文が見られる。 ただし、いかにゴミ焼却炉が素晴らしくても、住民の行動が伴わなくては意味がない。フランス人は、ゴミの分別に意識的だとはあまり思えないのだが。「それでもイル・ド・フランス地方でいえば、分別ゴミの総量は年々大幅に上昇中です。2001年度で7.26%、2002年度で14.16%、2003年度で23.09%の上昇率となります」。このおかげで、数年のうちにパリと近郊で分別ゴミ専用の焼却炉建設ラッシュを迎える。現在、セヴラン市とパリ15区での建設計画が持ち上がっている。 さて〈Isseane〉の計画に関して伝えたいことはまだまだあるが、残念ながらスペースがない。興味がある方は、毎週水曜に開放されている情報公開スペースまで、ぜひ自ら足を運んでほしい。(瑞) |
![]() SYCTOM de l'Agglomeration parisienne/Dubosc & Landowski SYCTOM/Espace Information Isseane : 100 quai Roosevelt 92130 Issy-les-Moulineaux 01.5888.3151 www.syctom-isseane.com 毎週水曜 11h〜18h30(予約不要) |
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