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年始め 気を引き締めて お勉強
 この欄ではよく辞書の紹介をしているが、単にフランス語を学ぶ人や、フランス語という言葉そのものに興味のある人たちのためだけではない。フランスは世界でも自国の言語を愛する国のトップにあることは疑いなく、周期的に出版される辞書の数にもそれは現れている。今回はそんなフランス語の広さと深さがわかる新刊の辞書を紹介しよう。(樫)

●Le Nouveau Littre
 これは数々の言語学者が協力して、いわずとしれた『Littre』が現代用に刷新されたもの。現代に使われている言葉がLittreの時代の言葉と混ざり合い、フランス語の豊かさと拡がりがわかる。唯一の難点は、元になったのは
『Littre』ではなく『Petit Littre』であることだが、ふだん使う言葉に深みを持たせるには十分、常用の辞書として使えるだろう。Garnier, 1640 p., 42


●Trsor de la langue francaise informatise(TLFi)
 こちらもかの有名なTLFのCD-ROM版。これまでのペーパー版は合計16巻、全て揃えるとなると、値段はもとより、紙のボリュームも相当なもので、個人が手元に置くことはほとんど不可能であった。が、このCD版はボリューム、値段ともお手頃。これは博士論文を書いている人やフランス語でものを書く仕事をしている人には必須の道具となるだろう。ただし現在はウィンドウズのみで、マック、リナックスには対応していない。まだ初版なので、売れ行き次第ではさらに検索やワープロソフトへのリンクも強化され、すべての環境で使えるようになる新版が出るだろう。それでも値段をみたら今からでも買っておいてもよさそうだ。
CNRS editions, 79
(www.tlfi.fr)


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