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しんがっき じしょをかって
がんばろう
 フランスの新学期は辞書の新版が出版される時期で、日本の『大辞林』と『広辞苑』に相当するLarousseとRobertという二つの辞書は、新しい単語や意味などを加えた新版を出している。
 1955年に初版が発行された岩波書店の『広辞苑』がやっと第五版、1988年に初版を出した三省堂の『大辞林』が第二版であることと比べると、Larousse社の『Le Petit Larousse』が100年を迎えたことは驚きに値するだろう。この刊行100年を祝って、今年度の『Le Petit Larousse』はクリスチャン・ラクロワが表紙と頭見出しのイラストを担当した。そして初版にあった挿絵なども付録として付いている。
 『Le Petit Robert』の方は実は2巻あって、固有名詞だけで1巻別にあるが、『Le Petit Larousse』の方は1巻で固有名詞も収まっており、百科事典的だ。しかもイラストや写真が多用されている。例えば、framboiseのイラスト、携帯電話やデジカメの分解図、DNAの仕組みの図解などがある。また、ノーベル賞やカンヌ映画祭の受賞者一覧などもある。『Le Petit Robert』とは異なり、細かい単語の意味やニュアンスや文学作品からの文例はないが、フランス語初級・中級者にはちょうどよい。ただ一つ難点は、特殊な外来語やフランス人でも発音が怪しい言葉を除いて、発音記号が書かれていないことがある。
 しっかりと言葉の意味や使い方を習得したいなら、やはり『Le Petit Robert』だが、これだと人名や地名にはもう1巻買わなくてはならず、値段もかなりになる(2巻で100ユーロ以上)。とりあえず、基本的な意味を調べるには『Le Petit Larousse』で十分だろう。しかも今年の新版はコレクターもの。これでものたりなかったら、ポケットサイズでお値段もお得な『Le Robert Micro』があればよいだろう。(樫)


Le Petit Larousse
illustre 2005
標準サイズ(16x24cm)
33.50

大判(21x 29cm)49.5

CD-rom付 52.5€

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