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「アブラカダブラ」と唱えれば…
"Abracadabar" |
「アブラカダブラ」と呪文を唱えると魔法が可能になるように、〈アブラカダバール〉では、毎晩おもしろい催し物が次から次へと出てくる。
音楽プロデューサーだったディディエ・モナンさんの夢は、いろいろなジャンルのスペクタクルが企画できる場を持つことだった。4年前、地下鉄Laumiere駅から数分のところにあったアラブ料理店を改装して、このスペースをオープン。
ロック、DJ、レゲエ、アフリカ音楽や演劇、詩の朗読、映画上映、ゲームの日などとテーマが日替わり。店内には絵画やオブジェなどが飾られ、週単位でアーティストが無料で展覧会ができるようになっている。土曜日の午後は展示作品の即売会も催される。
「お金をあまり遣わずにみんなが楽しめるスペース」をモットーとしていて、入場料は2〜5ユーロと安く、無料の日も多い。飲み物も2.5ユーロからで、カウンターで購入して席に戻るというセルフサービス制。食事は出していないが、近所のテイクアウト店からピッツァやサンドイッチなど好きなものを買って、持ち込みむことができる。
客層は流行に敏感な若者が多いが、近所の人も仕事帰りに気楽に寄れる、自由でリラックスした雰囲気だ。
9月からは毎週水曜日がタンゴの日。踊りのレッスンから始まり、コンサート、そしてダンスホールと三つの方法で楽しめる。ディディエさんが魔法の杖をひと振りすると、まだまだたくさんのアイデアが出てきそう。(尚)
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