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Tour de France
7月3日からスタートしたツール・ド・フランスは、25日シャンゼリゼ大通りにゴールイン。米国のランス・アームストロング選手がチャンピオンの栄誉に輝いた。

アームストロング選手(中央)、ザベル選手(左)、ヴィランク選手(右)。

 アームストロング選手は、ガンに冒されて選手生活を中断していたが、今年のツール・ド・フランスで復帰した。ところが、初日と9日目の個人タイムトライアルで優勝して「奇跡のカムバック」と称賛され、アルプス山脈やピレネー山脈の難所もなんなく切り抜けてパリに凱旋。そのあまりの強さに、ガンの治療薬にドーピング効果があるのではないかという陰口をたたかれたりもした。

最終日、みごとなスプリントで
区間優勝を果たした
オーストラリアのマックエヴァン選手。

7月20日、"Le Monde" 紙 は、アームストロング選手の尿から少量ではあるがドーピング対象の薬物コルティコイドが検出されていたことをすっぱ抜いた。アームストロング選手は、皮膚アレルギー用の軟膏のせいと弁明しているが…。
昨年のドーピング騒ぎを繰り返さないように「キレイなツール・ド・フランス」を目指したはずだが、まだ予審の取り調べが続いているヴィランク選手が国際自転車連盟の一声で参加したり、ドーピングの実状を訴えていたバソン選手が他の選手たちから村八分にあって棄権したり、尿や血液検査のやり方が不十分だったり、と疑問が残ってしまった。来年こそは心からチャンピオンたちを称えたい。(真)

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